デンマークでラーメンが食べたい
当たり前ですがデンマークではラーメンが一般的な家庭料理ではありません。
そもそもラーメンは日本で独自に発達し今もなお進化を遂げ続けている最先端の日本食と言っても過言でないので、ここデンマークで「ラーメン」を食べるのことは簡単ではありません。(コペンハーゲン市内にラーメン店は何店舗か存在しますが、一杯2000円ぐらいするので…)
ここであえて「ラーメン」というのは、「ラーメンっぽいもの」はそれなりに手に入るからです。中華料理の麺料理やインスタントラーメンはスーパーなどでも比較的簡単に手に入ります。
しかし、高度に発達した現代ラーメンに慣れ親しんだ人(特にデンマークでもラーメンを食べたいと思うようなラーメン好き)にとってこれらは、どこか物足りない、俺らが食べたい「ラーメン」じゃない、と感じるのではないでしょうか。
しかし、「ラーメン」に対する正しい知識があればデンマークで手に入る限られた食材でも十分「ラーメン」が作れます。もっと言えば、理屈がわかればなぜインスタントラーメンや中華の麺料理に何が足りないのかも分かります。アレンジや代用もある程度効かせられるようになるはずです。
ただ、理論編は長くなりそうなので次回に回したいと思います。
今回はとりあえず、自分が使っている食器の写真を載せておきます。
丼はIKEA、箸とレンゲはアジアンスーパーで手に入れました。
丼は糸じりがないのでラーメンを入れて運ぶ時は下に小さめの皿を引く必要があります。