油そば
今回は油そばです。スープが要らないので、あまり考えなくても美味しくできます。チャーシューの副産物で作るので、チャーシュー作るやる気さえあれば比較的簡単にできます。
材料1人前
◆油
- チャーシューの煮汁からとったラード 大さじ1.5杯
- サラダ油 10ml
- ネギ 10cmぐらい
- ニンニク 1カケ
- 唐辛子ホール 1、2個
◆その他
- GO-TAN Ramen noodles
- チャーシューのつけダレ 50ml
- ネギ
- 味玉
- のり
- 粗挽き黒胡椒
今回使う麺はNETTOで売ってるRamen noodlesです。やや太い麺(といってもラーメンでは細麺の範囲内)なので油そばにも向いているかなと思います。ただ250gで21krぐらいなので、340gで20krの四川担々麺と比べると少し割高かなって感じです。
白い麺なのでやはり少しラーメン感は足りないと感じます。
作り方
◆油
- ネギとニンニクを粗みじん切りにして、ラードとサラダ油で揚げる。
- 唐辛子を半分に割り種を取り除き、ハサミで細切りにする。
- ネギとニンニクが色づき始めたら、唐辛子を入れ2分ほど弱火で温めたら火から外し、余熱に任せる。
◆完成編
- 麺を規定時間茹でる。
- たれはとろみがつくかつかないか程度まで軽く煮詰める。
- 麺が茹で上がったら、温めた丼に麺と上で作った油を具ごと入れる。
- トングなどで油を麺にからませる。
- たれを麺の上に回しかけ、具を持って完成。
- 好みでのりや黒胡椒をかけてもいい。
◇調理へのコメント
- 唐辛子の種を取り除くのは食感が悪くなるからです。唐辛子の種が辛いというのは俗説で、あまり他の部位と辛さは変わらないそうです。詳しくは『男のパスタ道』(土屋,2014)を参照してください。
- 唐辛子を細切りにする理由も食感のためです。麺と絡ませて食べて違和感のないようにできるだけ細かくしたかったわけです。一味唐辛子が手に入るならそれで構わないと思いますが、デンマークだと割と手に入りにくいか高いんじゃないかと思います。
- 唐辛子を入れる順番に注意してください。水分がないのと細切りにしているため、焦げやすいです。焦げると苦味が出てまずいので、加熱しすぎないように油の余熱で調理しています。
- 油を先にからませているのは食べるときに箸だけで油を満遍なくからませるのは難しいからです。たれを後からかける理由はあんまりないです。なんとなく見た目がいい気がするからです。
- たれは醤油とみりんと水が2:1:1ぐらいの割合だと思うので、水分を飛ばせばいいかなって感じです。
コメント
ラードで作った香味油と醤油だれ、ネギ、チャーシューが複雑な刺激をしてきて美味しいです。唐辛子が入っていることでいいアクセントになっています。
割と簡単にできるのもいいですね。味玉もチャーシューをつける前後のたれに漬け込んで作ることが多いので、ラーメンを習慣的に作る人にとってはとても重宝するメニューだと思います。